Hummingbird スタイリッシュベレー
形が自由自在、今までと全く違うベレー帽が登場しました!!!!
マッシュルームの様なベレー帽これがまたかぶるとすんごく可愛いです。
そしてこの子、作るのすごく難しいのです。
従来のウールベレー帽は必ず大きめに編み立てた後縮絨という、編み目を詰めるために縮める作業を行います。
サイズを均一にするため、型にはめて縮絨する事が絶対になります。
ですがスタイリッシュベレー型にはめられないのです。
かぶり口が狭く長く、てっぺんが膨れているため型に入れる事ができないのです。
ですからこの子を縮絨する際、ニット帽用の型にはめています。
ニット帽の型にはめているのであれば本来ニット帽の形になるのが当たり前ですがここからが一流の職人さんの技術なのです。
元々編み立てる際にフリーハンドで大きめのキノコ型を編み込んでいきます。
そして縮絨する際、上のきのこの部分が余るよう大きめにフリーハンドで編み込んでいきます。全て一律に一ミリの誤差もなく。
考えられますか?私にはわかりませんどうしてこんな事ができるのか、
そのセンスと集中力、職人さんの血がにじむような努力の結晶。語らずにはいられません。
Hummingbirdのベレー帽は全商品、毛玉にもなりにくいです。
毛玉なくなるって事はアンチピリング加工と思う方もいらっしゃると思いますがもともとアンチピリング加工とは
薬品を使い毛と毛が絡み合う摩擦力を下げさせるのと同時に繊維自体の強度を下げはねてきた毛はすぐに取れるようにするための加工です。
毛玉にはなりにくくすむのですが、欠点がウール本来の風合いが悪くなり薬品を使用しているため肌にはあまり良くないのです。
ですから、天然繊維本来の良さを最大限出し肌に優しい「本当に良い物を作りたい!!」が我々の原点でもありもっとうです。
ですからこの加工を使用してしまったら「hummingbird」じゃないですよね。もちろん使用はしていないです。ですが毛玉もできません。
全く別のこの形で老舗ベレー帽の工場でしかない特別な加工をしています。
もみ加工とは薬品では無く、ネジ穴のような螺旋状の棒が上下で回転している中に帽子になる前のウールを生地を差し込んでモミモミします。
そうすることでウールの繊維が更に強力に絡み合い、外に出た毛をバリカンすることで、それ以上毛が出てこないので毛玉になりにくい、という加工です。
手間を惜しまない超一流の職人さんだからこそできることなんです。今現在このもみ加工ができる工場は日本で熊本の工場のみになります。
そしてかぶり方は自由です。好きなようにかぶってください。
マッシュルームのまま深くまでかぶり、後ろに下げていただいても可愛いですし横に倒していただいても可愛いです。
長いかぶり口を内側に折ってしまえば普通のベレー帽としても使用でき外に折るとニット帽のような雰囲気になりそれもまたとっても可愛いです。
ひとそれぞれ自分にあった最適な被り方ができるベレー帽なのです。
ベレー帽は似合わないとなってもこの子は似合う方がたくさんいらっしゃいます。
ニット帽の感覚でかぶっていただくことができます。
全員が似合うベレー帽それがスタイリッシュベレーなのです。
私達は大好きです。
¥ 5,500