ウールボリュームベレー
毛玉になりにくいウールボリュームベレー
コロンとした形が可愛い自信作のベレーです。
なぜこんなに可愛い形にできるかというと
ベレー帽の形を整える際金型にはめ蒸気を当てる『セット』という工程があります。
(セットは形を整えるだけではなく、ウールなどの縮みやすい繊維を
それ以上縮まらないようにするための作業でもあります)
その際にほとんどの工場さんが持っていない特別な金型を使用することによって
高さのあるコロンとしたベレーを製造する事ができます。
金型もそうですが僕が一番推したい部分はそこではなく
こちらの工場、こだわり方が半端ないです。
50年以上続く日本で唯一、ベレー帽作る工程を一貫して行える工場です。
製品は編み目が見えないですが元はリネンベレーと
同じように隙間がある状態で編み立てられます。
そこから先程のセットという作業で、縮絨し編み目を見えなくするのですが
こちらの工場、その縮絨率がとにかく半端ないです。
従来の国内工場ですら縮絨前と完成品の大きさの差は約二倍です。
これでも相当な縮絨率です。中国工場になると1.5倍もありません。
売値を安く抑えるために、素材のグラム数を落とすと同時に
縮絨に使う時間もできる限り下げます。
我々Hummingbirdがお願いしている工場さんは3倍以上です。
その分、原価の値段もかなり上がります。
本当に良いものを提供したい一心でやっておりますので
Hummingbirdに原価なんて関係はありません!!
そして、それだけ縮絨することにより、毛と毛がぎっしり絡み合い
地厚になり高級感も増し、加工をせずとも毛玉になりにくい
ウールベレーが出来上がります。
毛玉になりにくいのにも関わらず更に、毛玉にならない加工も施します。
世界一毛玉になりにくいウールベレーかもしれません。
アンチピリング加工ではありません!薬品を使用した毛玉にならない加工ではなく
素材本来の味を出したままのもみ加工というのがあります。
もみ加工とは、ネジ穴のような螺旋状の棒が上下で回転している中に
帽子になる前のウール生地を差し込んでモミモミします。
そうすることでウールの繊維が更に強力に絡み合い
モミモミし終わった後に出てきた余分な糸をバリカンで全て落とします。
今現在、もみ加工ができる工場は日本で熊本の工場のみになります。
まだあります、、こちらの工場ベレー帽は全てリンキング加工です。
ベレー帽は従来扇形に編まれたあと端と端をつなげ、円にすることで完成します。
必ずつなぎ目が目立っていましたがリンキング加工をすることにより
どこからでもかぶることができ気を使う必要がありません!
形も可愛く、長持ちし、かぶりやすいとんでもないベレーです。
一度でいいから試してみて下さい。感動しますよ!!
私達は大好きです。
【生産地】
熊本
【混率】ウール 100%
テープ部分 ポリエステル ナイロン
【サイズ】
58.5cm(-1cmのサイズ調節あり)
【お手入れ方法】
洗濯 不可
乾燥機 不可
【注意事項】
ウールは天然繊維のため虫食いされる可能性があります。
保管の際には十分にお気をつけ下さい。
¥6,930